タイトル: Linuxでの外部ディスクの認識とマウント手順
- ディスクの認識:
まず、新しいディスクがシステムに認識されているか確認します。下記コマンドを実行し、出力結果で新しいディスクを見つけてください。
lsblk
このコマンドの出力例:
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda 8:0 0 931.5G 0 disk
├─sda1 8:1 0 2G 0 part /boot/efi
├─sda2 8:2 0 732M 0 part /boot
└─sda3 8:3 0 930.8G 0 part
└─vg0-root 253:0 0 930.8G 0 lvm /
sdb 8:16 0 931.5G 0 disk
この例では、新しいディスク sdb が見つかりました。
- パーティションの作成:
ディスクにパーティションをつけるために、
fdiskを使用します。下記コマンドを実行し、必要に応じて変更してください:sudo fdisk /dev/sdb
新規パーティションを作成するには、以下のキーを押して操作を行ってください:
n: 新規パーティション作成p: プライマリパーティションの選択- パーティション番号を選択(通常、1でよい)
- デフォルトの始め位置を選択または変更
- デフォルトの終わり位置を選択または変更
w: 変更を保存して終了
ファイルシステムの作成: パーティションにファイルシステムを作成します。ここでは、
ext4を使用します:sudo mkfs.ext4 /dev/sdb1マウントポイントの設定: マウントポイントはディスクをアクセスするためのパスです。以下のコマンドで
/mnt/externalというディレクトリを作成します:sudo mkdir /mnt/externalマウント: 下記コマンドを使用して、パーティションをマウントします:
sudo mount /dev/sdb1 /mnt/external自動化: システムが起動時にディスクを自動的にマウントするように設定します。
/etc/fstabファイルに以下のように追加します:/dev/sdb1 /mnt/external ext4 defaults 0 2
この手順で、Linuxシステムで外部ディスクの認識とマウントが完了しました。