Windows、macOS、LinuxでPowerShellをインストールする
PowerShellは、マイクロソフトから提供される強力なタスク自動化と構成管理フレームワークです。コマンドラインシェルと.NET Frameworkを含みます。このガイドでは、Windows、macOS、およびLinuxプラットフォームでのPowerShellのインストール手順を説明します。
WindowsでPowerShellをインストールする
Windowsオペレーティングシステムを使用している場合は既にPowerShellがインストールされています。Startメニューで「PowerShell」を検索してアクセスするか、Runダイアログボックス(Windowsキー+R)でpowershellをタイプしてアクセスすることができます。
ただし、PowerShellのバージョンアップグレードや最新版のPowerShell Coreインストールを行いたい場合は以下の手順に従ってください:
WindowsでのPowerShellインストール(Microsoft Store)
- Microsoft Store アプリケーションを開きます。
- 「PowerShell」と検索し、結果をクリックします。
- 「インストール」ボタンをクリックしてPowerShellをダウンロードし、インストールします。
WindowsでのPowerShellインストール(Web Platform Installer)
- Web Platform Installerをマイクロソフトのウェブサイトからダウンロードして実行します。
- 検索バーで「PowerShell」と検索します。
- 最新版のPowerShellを選択し、「インストール」ボタンをクリックします。
macOSでのPowerShellインストール
macOSでのPowerShellインストール(Homebrew)
- Homebrewをインストールしておらず、まだない場合はインストールしてください。
- Terminalを開き、以下のコマンドを実行します:
brew install powershell - インストールが完了したら、
pwshをタイプしてPowerShellにアクセスすることができます。
LinuxでのPowerShellインストール
LinuxでのPowerShellインストール(パッケージマネージャー)
- PowerShell CoreをLinuxディストリビューションのパッケージマネージャーからインストールします。
- Ubuntuベースのディストリビューション:
sudo apt-get install powershell - Debianベースのディストリビューション:
sudo apt-get install powershell - Fedoraベースのディストリビューション:
sudo dnf install powershell - openSUSEベースのディストリビューション:
sudo zypper install powershell
- Ubuntuベースのディストリビューション:
- インストールが完了したら、
pwshをタイプしてPowerShellにアクセスすることができます。
LinuxでのPowerShellインストール(Snap)
- PowerShell CoreをSnapストアからインストールします。
- Snapパッケージマネージャー:
sudo snap install powershell
- Snapパッケージマネージャー:
- インストールが完了したら、
pwshをタイプしてPowerShellにアクセスすることができます。
基本的なPowerShellコマンド
PowerShellをインストールした後、新しいコマンドを学ぶことができます:
Hello World
「Hello World」をコンソールに出力するには、以下のコマンドを実行します:
Write-Host "Hello World"
Get-Help
特定のPowerShell cmdletや概念について情報を得るには、Get-Help cmdletを使用します:
Get-Help -Name Write-Host
スクリプト実行
新しいファイル hello.ps1 を作成し、以下の内容に設定します:
Write-Host "Hello World"
スクリプトを実行するには、以下のコマンドを実行します:
.\hello.ps1
まとめ
このガイドでは、Windows、macOS、およびLinuxプラットフォームでのPowerShellのインストール手順を説明しました。また、新しい基本的なPowerShellコマンドを学ぶこともできます。
常に最新版のPowerShellを使用することをお勧めします。これにより、最新機能やセキュリティアップデートにアクセスすることができます。